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第6話
食欲に感謝!
2006.03.06
た〜〜〜〜〜いへんご無沙汰してしまいました。すでに皆様のご記憶のかなたに飛んでいってしまったかもしれません。マダーム佐々木です。
原稿更新しなくっちゃと思いつつ、がきんちょの世話に追われているうちに(ついでに再就職もしてしまいましたの。おほほ。)、夏がすぎ、秋がすぎ、年まで越して、もうすぐ春じゃあございませんか。何かと飲み食いの機会も多い年末年始を過ごし、マダムなお年頃なれども、あくなき美の追求を怠らぬわたくしにとって(←本当か!)「食べたいっっ。でも太りたくないっっ」という二つの欲望の狭間で悩む季節でもございました。
でもねえ、「あれ食いたい。これ食べたい。」って「食べたい欲」がムクムク沸いてくる体と心の状態ってほんと有り難いことだと思うんですよ。というのも、私今までの人生でたった一時期、「全く食欲のない」半年間というのを経験したことがあるんです。当然体重もあれよあれよという間に落ちて、これまた人生でたった一時期、何の努力もせずに「超スリム体型」になっていくという経験をしたのでした。
長男を出産して2ヶ月半で職場復帰して、1年後くらいの時でした。仕事だ育児だ、そしてなんだかわからんけど、プライベートな問題も湧き上がって、でも「頑張りますわよ!あたくしが頑張ればいいんでしょ〜〜〜〜〜!!!」ってココロの中で雄雄しく叫び、大奮闘してた時期がありました。まあ今思えば「己の器量」を知らず何でもやろうとしていたのが間違いなんですけどね。
なんだか疲労感と倦怠感が蓄積してきて、そして決め手は「食欲の喪失」。毎日、朝オフィスに向かう電車の中で「今日のランチは何にしようかな♪中華かしらん、イタリアンかしらん、それともガツンと焼肉か!!」なんて考えていた食い意地の張ったオンナであった私なのに、ランチタイムになっても、「何を食べればいいんだろう・・・・」とオフィスビルのロビーに、何の選択もできず呆然と立ちつくす有様に。オフィス街にあるレストランに向かう気力もなく、コンビニのお弁当売り場の前で、またもや何にも決められない状態。食べ物の選択をすること自体が苦痛になっていたのでした。
それでも、ある日、大好きな(そして美味しいモノ食べ仲間である)知人が、なかなか予約のとれないという初台のビストロでのお食事に誘ってくれたので、がんばって出掛けて行きました。結果は前菜でダウン。大好きな友人との大好きなフレンチというシチュエーションも受け入れられない自分に驚き、そして「何かをあきらめないと自分が潰れてしまう」ということに気がつきました。ああ、私の愛するフレンチは、こうして壊れつつあった私を救ってくれたのです。(大袈裟?)
賢明なる読者の方はお気づきかもしれませんが、これ典型的な「ウツ」症状。その後きちんと治療をうけ、仕事を休み(結局リタイアしましたけど)、今は再び、周りにはた迷惑なほど元気な食欲もりもりオンナに戻って、ガキンチョ二人に振り回されつつも、またまたお仕事も始めました。そしてまた、職場に出る日は「ランチ何食べようかな♪」と朝からばかばかしくも悩んでおります。
こんな経験をした私にとって、「食べたい欲」は体とココロの健康の第一のバロメータ。1歳になる娘が熱を出しても、ミルクをちゃんと飲んでてくれれば、安心して病院にも連れてかないし(おいおい)、逆に、なんとな〜く元気のない息子(当時2歳)が何も食べなくなったのを見て「これはおかしい!」と休日の救急病院にかけこんだら、なんと非常に危険な腸の病気になっていたことが判明、即手術・入院という経験も。というわけで、家族の健康管理もまずは食欲チェックからと信じている私。息子の幼稚園のママ友とお取り寄せ美味しいもの話で異常に盛り上がったり、美味しい食材を求めてママチャリで爆走したり、そんな「食い意地の張った」自分でいられることを感謝する毎日。
eatpia.comの読者の皆さんって、仕事ばりばり、美味しいものラブラブのエネルギー溢れる方たちってイメージ。そして本当にそうなんだろうな。仕事中にこっそり、「美味しいもの食べたいな〜〜」ってeatpia.comをチェックしているなんて、体とココロの健康の証ですわ。私も「食欲に感謝。グルメ心に感謝」しつつ、これからも子連れグルメ道を驀進して参ります!
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