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第7話
うなりそこねて火照ってます!?
2008.03.30
ほんとにもうっ!
久しぶりに登場して、いきなり お怒りモードのマダ〜ム佐々木でございます。
いえね、先日 東京某所で用事を済ませた後に、ゆっくりランチする時間が出来ましてね。ゆっくり外でランチできるなんてほ〜〜んと久しぶり。「こじんまりした美味しいビストロ系のお店でフレンチ&昼ワイン♪がいいな〜」と心弾ませていたわけなんです。
某デパートと関連ショッピングセンター内のテナントで食事をするのが一般的・・というその某所。私が信頼するグルメサイト(もちろんeatpia.comも含みますわよ!)にはその地域のお店はカバーされていない。ということで、ネットであれこれ検索していたら、「客に媚びない個性充分なシェフ」が「ダイナミックで」「秀逸な料理」を提供し「旨い料理とワインで客をうならせてくれる」と プロのグルメ評論家と称する方が絶賛しているお店をみつけまして。おおっこれじゃ。と思ったわけです。
で、行ってきたんですよ。その お店にね。
平日のランチタイム。客は私と友人だけでした。まあそれはいいんです。
いえ、私ね、基本的には どんなお店にいっても あれこれ文句を言わずにそれなりに楽しくお食事したいと思っておりますのよ。
食べ物に文句つけるのはあまり好きではない。
でもね・・・。やっぱり、「秀逸な料理で客をうならせる」と事前に宣伝されていれば、「うなる準備万端」で行くわけですよ。やっぱりわくわく楽しみなわけですよ。それに私 普段は サル娘3歳とサル息子6歳に振り回されて地味で色気のない生活を送っている身。美味しい料理で「うならせてくれる」なんて言われただけで、体中に火がついて、身も心ももだえちゃう世田谷マダムなんですの。
で、私はそのお店でうなったのかというと・・・。ええ、うなりました。でも私をうならせたのは 残念ながらお料理ではありません。
某グルメ評論家さんの文章によって高められた私の期待値と 実際に出てくるお料理とのギャップにうなったんです〜〜。
いえ、別にまずいわけじゃないんです。おいしいんですよ。でもね「秀逸うならせ料理」ではない。評論家某氏は「ダイナミック」な料理と評してましたが。正直私としては、「料理上手な男の台所料理」というフレーズが頭に浮かぶお料理でした。(ああっつ。わたくしって結構辛口??)一緒に食事した友人某氏は「まあ、これに褒め言葉をつけるとしたら、"男の骨太料理" というところですかね・・・。」とこちらも辛口コメント。「客に媚びない個性充分なシェフ」という部分は確かにそうかな〜〜という気がしましたが、こういうキャラクターって、「秀逸うならせ料理」とセットになって初めて魅力的に思えるものじゃありませんことっ?!
支払いを終えて、なんか私、「静かな怒り」を覚えつつ 店を後にしました。
この時点で 怒っていたのは、シェフにでも、某評論家にでもありません。自分自身にでございます。
お店選びは、自分とテイストがあっている・・と信頼しているサイトやグルメ本や友人の紹介から選ぶ!という基本の基本をはずしてしまったことにです。
たまたま ふと出会った見知らぬ男(某評論家氏)の甘い言葉に誘われて舞いあがり、そして失意の底に落とされた田舎娘のようじゃありませんか!今回の私!ああっ、悔しい。
まあ、でもね、プロのグルメ評論家として文章を書いてギャラをもらっているなら、「秀逸」とか「うならせる」とかそういう言葉はもっと慎重に大切に使ってほしいなあ〜〜と思ったわけです。ほんとにね。しみじみと。美味しいものを食べたくて、素直な気持ちで読んでいる読者がいるんですからね。
そして、あの「個性充分な」シェフ氏。お料理をサーブするたびに、いかに食材にこだわっているか、この料理の旨さがわからないとだめだよっ!的な発言をされていたのですが・・・。「自信満々状態なこの方のお料理、もうここからは進化しないんだろうなあ」と思ってしまったわけです。(ああっ、今日の私ってちょっと偉そう??)人間、自分の可能性に自信を持つのは大切だけど、今の自分に満足してしまったら進化は止まるんだよなあ・・。と なんだか「生き方論」にまで考えが及んじゃったりして、やっぱりどうころんでも、美味しいお店を求める道は奥が深いですわねえ。
それにしても、欲求不満で火照ったままのこのわたくし。はやく、素敵な殿方に、じゃなかった 素敵なお店に火照りを静めて頂きたいものですわ(笑)。
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