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第8話
沼津で夏の1日と海の幸を満喫!!

2005.08.15

こんにちは。料理人植木です。

いよいよ、夏到来。皆様、お元気ですか?今回は、暑い夏の1日を満喫した話。

つい先日の日曜日、週1回の店の休みを利用してスタッフ総出で沼津に行ってきた。朝早〜く都内を出発。まずは、沼津市場で新鮮な捕れたてホヤホヤの駿河湾の魚介類がせりにかけられるのを見学。そして、そこで「食材」を調達した後、昼間から埠頭で大宴会。メジマグロ、生しらすのカルパッチョ、活けの手長えびと今が旬のさざえの炭火焼、甘鯛の海草蒸し、マンボウの腸のさしみ・・・・・とにかく、たらふく食べた。今こうして書いていても、それぞれの匂い、手触り、そして味が蘇ってくる。

食材だけでも凄く豪勢だが、目の前には太陽の光を受けて輝く海が広がり、後ろを見れば富士山。もちろん、ビールはお約束。月並みな表現だが、浴びる程飲んだ。その内に、スタッフの何人かがパンツ一丁になって海に飛び込むなど、かなりすっちゃかめっちゃかな雰囲気になってきたが、とにかく参加者一同大満足。正に、「至福なひと時」を過ごしたのだった。

さて、休みの日にわざわざスタッフ総出で出向いたのには、実は2つの理由がある。
*「ようは、植木が大騒ぎしたかっただけじゃないの?」と言われてしまいそうだが・・・・・

1つは、スタッフ同士の親睦。普段も、店が閉まった後に、飲みに行ったりカラオケで歌ったりすることはある。でも、違った環境で終日一緒に過ごしてバカをやりあうことで、改めて「また頑張ろう」という雰囲気が出てきたように思う。

そして2つ目は、スタッフに食材の現場を知ってもらうこと。僕自身は、今までのコラムでも書いているとおり産地とは色々とダイレクトにやり取りをしている。でも他のスタッフも自分と同じように食材の現場を知ることが出来たら、ホールにしろキッチンにしろ、食材そして料理にもっともっと愛情を持つことが出来るはずだ。そして、店に食材を運んでくれる業者さん経由の情報でなく、自分の体験をベースに考えれば、料理の際の微妙な味付けやお客様への説明など、実際のパフォーマンスにも必ず良い影響が現れる。

またまた僕お得意のちょっと大げさな書き方になってしまうが、「レストランとは、生産者の食材に対する思いを十分に理解した上で、それを使って料理人の個性を表現した料理を創り、そして料理の魅力をスタッフそれぞれの個性と共に伝えるサービスでお客様に本当に楽しんで頂く場であるべき」と考えている。これに一歩づつでも近づくべく、今後も、月に1回は出来るだけ多くのスタッフを連れて産地に出掛け、見て、食べて、また時には現地の人と一緒に畑の野菜を掘ったり魚をおろしたりして、自分を含めてもっともっと勉強していくつもりだ。

大騒ぎの話がいつの間にか格調高い?話に変わったあたりで、今日は終了。それにしても、やっぱり自然は素晴らしい。それでは、また。




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