2014-08-11
【渋谷】 Tharros 「旅するサルデーニャ」をご紹介します。
EATPIA Newsletter
for Tokyo’s Metropolitan Gourmets
□■□ 「旅するサルデーニャ」を通して、この島に少し近づいてみませんか。□■□
既にご存知の方が多いと思いますが、渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店には「旅するサルデーニャ」という小さなフライヤーが置かれています。このフライヤー、「サルデーニャの文化、そして魅力を少しでも知ってもらいたい。」との思いから生まれたもの。月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、タイトル通りサルデーニャを旅するような感覚で、そのエリアの歴史、風土、食文化を紹介しています。
このユニークなフライヤーを、今月(8月)版より毎月EATPIAでも紹介することになりました。サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
初回の為、前段が長くなりました。今月は島北西部のサッサリです。
「旅するサルデーニャ Agosto 2014 Sassari」
島北西部にあるサッサリは人口 30 万人弱の、サルデーニャ第2の都市。歴史的に様々な民族が行き交い、その名残りがこの地の言葉に表れています。およそ12万人が話すとされるこの地の方言「Sassarese(サッサレーゼ)」は、この島にほかに存在する方言よりも、リグーリア州やトスカーナ州、フランス領コルシカ島の言葉に近いとされています。また、スペインのアラゴン王国に支配されていたことがあり、現在もスペイン語であるカタルーニャ語が話されています。
8月14日に行われる「Candelieri(カンデリエーリ、ロウソク祭)」が、サッサリで有名なイベントです。もともとはサッサリの人々が、ペスト禍から解放されたことを聖母マリアに感謝した行事で、9つに分かれたグループが、リボンなどで装飾された木製の巨大ロウソクをサンタ・マリア・ベトレム教会へ奉納します。
島のカンデリエーリなどの行事のときに振る舞われるのが、いろいろな種類のカタツムリ料理です。サルデーニャにはカタツムリを食べる文化がありますが、とくにこの地域での消費量が多く、付近の遺跡からはその殻が見つかるほどです。また、サッサリの旧市街地には、多くの文化財が残されています。こうした歴史にふれることができるのも、この街の魅力。そして北西に車で1時間ほどのところには、コスタ・スメラルダにも負けず劣らぬきれいな、スティンティーノの海があります!
自然と歴史、独自の食文化など魅力たっぷりのサッサリの街を、旅してみて下さい!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511
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□■□ 「旅するサルデーニャ」を通して、この島に少し近づいてみませんか。□■□
既にご存知の方が多いと思いますが、渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店には「旅するサルデーニャ」という小さなフライヤーが置かれています。このフライヤー、「サルデーニャの文化、そして魅力を少しでも知ってもらいたい。」との思いから生まれたもの。月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、タイトル通りサルデーニャを旅するような感覚で、そのエリアの歴史、風土、食文化を紹介しています。
このユニークなフライヤーを、今月(8月)版より毎月EATPIAでも紹介することになりました。サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
初回の為、前段が長くなりました。今月は島北西部のサッサリです。
「旅するサルデーニャ Agosto 2014 Sassari」
島北西部にあるサッサリは人口 30 万人弱の、サルデーニャ第2の都市。歴史的に様々な民族が行き交い、その名残りがこの地の言葉に表れています。およそ12万人が話すとされるこの地の方言「Sassarese(サッサレーゼ)」は、この島にほかに存在する方言よりも、リグーリア州やトスカーナ州、フランス領コルシカ島の言葉に近いとされています。また、スペインのアラゴン王国に支配されていたことがあり、現在もスペイン語であるカタルーニャ語が話されています。
8月14日に行われる「Candelieri(カンデリエーリ、ロウソク祭)」が、サッサリで有名なイベントです。もともとはサッサリの人々が、ペスト禍から解放されたことを聖母マリアに感謝した行事で、9つに分かれたグループが、リボンなどで装飾された木製の巨大ロウソクをサンタ・マリア・ベトレム教会へ奉納します。
島のカンデリエーリなどの行事のときに振る舞われるのが、いろいろな種類のカタツムリ料理です。サルデーニャにはカタツムリを食べる文化がありますが、とくにこの地域での消費量が多く、付近の遺跡からはその殻が見つかるほどです。また、サッサリの旧市街地には、多くの文化財が残されています。こうした歴史にふれることができるのも、この街の魅力。そして北西に車で1時間ほどのところには、コスタ・スメラルダにも負けず劣らぬきれいな、スティンティーノの海があります!
自然と歴史、独自の食文化など魅力たっぷりのサッサリの街を、旅してみて下さい!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511