2014-09-06
【渋谷】Tharros 「恋するサルデーニャ」、9月は島の中西部の港町カブラスを訪れます。
EATPIA Newsletter
for Tokyo’s Metropolitan Gourmets
□■□ 「旅するサルデーニャ」、9月は島中西部の港町カブラスを訪れます。□■□
渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店では、月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、その歴史、風土、食文化を紹介するフライヤー「旅するサルデーニャ」を発信しており、先月よりEATPIAでもご紹介しています。
サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方、またバックナンバーをご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
「旅するサルデーニャ Settembre 2014 Cabras」
サルデーニャ中西部、この旅するサルデーニャでも巡ってきたタロスやオリスターノにほど近い港街カブラスが、今回の旅の舞台です。
8月の末から始まり9日間続くCorsa degli Scalzi(コルサ・デッリ・スカルツィ、裸足祭り)が、カブラスの街を代表する祭りです。1600年代にサラセン人が襲来したとき、聖人サルヴァトーレの像を携えて裸足で郊外へ逃げたら、その際の砂埃がまるで強力な軍隊がいるかのように見えたため、サラセン人が退散したという伝説が街にはあります。この祭りはこの奇跡を忘れず、聖人サルヴァトーレへの感謝の念を新たにするために毎年催されます。
祭りのハイライトは9月の最初の土曜日にカブラスのマッジョーレ教会から白い修道衣をまとった大勢の人が聖人サルヴァトーレの像を担いでサン・サルヴァトーレ村の教会まで裸足で走り、翌日にマッジョーレ教会へ戻ってくる、伝説を模した儀礼です。祭りの期間、村の広場にたくさんの屋台が出て、そこではカブラス名産のぼらが焼かれ、祭りに訪れた人たちが楽しそうにぼらを食べながらワインを飲み交わします。
魚の卵巣を塩漬けして乾燥熟成させたBottarga(カラスミ)はイタリアのキャビアとも呼ばれるほどですが、中でもぼらのカラスミは最高級品として珍重されています。そしてこの地の名産品にはVernaccia di Oristano(ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ)もあります。その造り手のひとつとして有名なContini(コンティニ)は、カブラスの街にワイナリーがあります。長期熟成させた独特な風味のワイン、カラスミと色味がそっくりで、相性もバッチリ。ぜひ一度、タロスでこの組み合わせを試してみて下さい!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511
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□■□ 「旅するサルデーニャ」、9月は島中西部の港町カブラスを訪れます。□■□
渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店では、月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、その歴史、風土、食文化を紹介するフライヤー「旅するサルデーニャ」を発信しており、先月よりEATPIAでもご紹介しています。
サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方、またバックナンバーをご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
「旅するサルデーニャ Settembre 2014 Cabras」
サルデーニャ中西部、この旅するサルデーニャでも巡ってきたタロスやオリスターノにほど近い港街カブラスが、今回の旅の舞台です。
8月の末から始まり9日間続くCorsa degli Scalzi(コルサ・デッリ・スカルツィ、裸足祭り)が、カブラスの街を代表する祭りです。1600年代にサラセン人が襲来したとき、聖人サルヴァトーレの像を携えて裸足で郊外へ逃げたら、その際の砂埃がまるで強力な軍隊がいるかのように見えたため、サラセン人が退散したという伝説が街にはあります。この祭りはこの奇跡を忘れず、聖人サルヴァトーレへの感謝の念を新たにするために毎年催されます。
祭りのハイライトは9月の最初の土曜日にカブラスのマッジョーレ教会から白い修道衣をまとった大勢の人が聖人サルヴァトーレの像を担いでサン・サルヴァトーレ村の教会まで裸足で走り、翌日にマッジョーレ教会へ戻ってくる、伝説を模した儀礼です。祭りの期間、村の広場にたくさんの屋台が出て、そこではカブラス名産のぼらが焼かれ、祭りに訪れた人たちが楽しそうにぼらを食べながらワインを飲み交わします。
魚の卵巣を塩漬けして乾燥熟成させたBottarga(カラスミ)はイタリアのキャビアとも呼ばれるほどですが、中でもぼらのカラスミは最高級品として珍重されています。そしてこの地の名産品にはVernaccia di Oristano(ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ)もあります。その造り手のひとつとして有名なContini(コンティニ)は、カブラスの街にワイナリーがあります。長期熟成させた独特な風味のワイン、カラスミと色味がそっくりで、相性もバッチリ。ぜひ一度、タロスでこの組み合わせを試してみて下さい!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511