2014-12-06
【渋谷】 Tharros 「旅するサルデーニャ」12月は、島中央山岳地帯にあるヌオーロを訪れます。
EATPIA Newsletter
for Tokyo’s Metropolitan Gourmets
□■□ 「旅するサルデーニャ」、最後となる12月はヌオーロを訪れます。 □■□
渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店では、月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、その歴史、風土、食文化を紹介するフライヤー「旅するサルデーニャ」を発信しており、8月よりEATPIAでもご紹介してきました。尚、1月からスタートしたこの企画は、今月が最後となります。
サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方、またバックナンバーをご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
「旅するサルデーニャ Dicembre 2014 Nuoro」
1年間サルデーニャの街を巡ってきた本企画も、今月でいよいよ最終回。最後に訪れるのは、島中央山岳地帯にある、ヌオーロです。
西部オリスターノ、東北部オルビアからいずれも車で1時間半程度の場所にあるヌオーロは、オルトベーネ山の麓に広がる人口3万5千人ほどの街です。SS131号線でヌオーロに近づいてくると、周囲に広がる山々の風景はまさに絶景。思わず車を停め、しばらく見入ってしまいました。
羊飼いの島と呼ばれるサルデーニャ島、このヌオーロを含む山岳地帯で、放牧が盛んに行なわれています。この地域の代表的な料理のひとつがPane Frattau(パーネ・フラッタウ)です。もともとは羊飼いが仕事中に食べていたとされるもので、パーネ・カラザウ、トマトソース、ブロード、卵とペコリーノチーズで作ります。タロスでは熱々のクレープグラタンとして提供しているので、寒いこの時期にぴったりの一皿です!
そしてワイン。この地域のカンノナウ種で造られる赤ワインは、温かみを感じる果実味と力強い骨格感を持ち合わせています。ヌオーロ市街から車で20分ほど離れたところに畑とワイナリーを構える、Gabbas(ガッバス)はその代表です。寡黙なガッバスさんが造るワインは、穏やかな中に芯の強さを感じさせてくれます。バランスよくまとまったLillove(リッローヴェ)、そしてしっかりとした味わいのDule(ドゥーレ)。どちらも冬向きのワインです。
最後に、僕が出会ったヌオーロ出身の女性は、皆優しくてきれいな人ばかりということも付け加えておきます!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511
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□■□ 「旅するサルデーニャ」、最後となる12月はヌオーロを訪れます。 □■□
渋谷駅すぐ近くのタロスは、料理もワインもそしてお店の空気感も南イタリア・サルデーニャ島に拘ったレストランです。
このお店では、月毎にサルデーニャ島の1エリアを取り上げ、その歴史、風土、食文化を紹介するフライヤー「旅するサルデーニャ」を発信しており、8月よりEATPIAでもご紹介してきました。尚、1月からスタートしたこの企画は、今月が最後となります。
サルデーニャに興味がある方はもちろん、「名前は聞いたことがあるけど・・・」という方も、是非読んでみてください。
*EATPIA Newsletterでは、テキスト形式でご紹介します。フライヤーの形(=エリアの地図や写真付きです)でご覧になりたい方、またバックナンバーをご覧になりたい方は、下記ページをご覧ください。
http://www.eatpia.com/restaurant/tharros-shibuya-italian
「旅するサルデーニャ Dicembre 2014 Nuoro」
1年間サルデーニャの街を巡ってきた本企画も、今月でいよいよ最終回。最後に訪れるのは、島中央山岳地帯にある、ヌオーロです。
西部オリスターノ、東北部オルビアからいずれも車で1時間半程度の場所にあるヌオーロは、オルトベーネ山の麓に広がる人口3万5千人ほどの街です。SS131号線でヌオーロに近づいてくると、周囲に広がる山々の風景はまさに絶景。思わず車を停め、しばらく見入ってしまいました。
羊飼いの島と呼ばれるサルデーニャ島、このヌオーロを含む山岳地帯で、放牧が盛んに行なわれています。この地域の代表的な料理のひとつがPane Frattau(パーネ・フラッタウ)です。もともとは羊飼いが仕事中に食べていたとされるもので、パーネ・カラザウ、トマトソース、ブロード、卵とペコリーノチーズで作ります。タロスでは熱々のクレープグラタンとして提供しているので、寒いこの時期にぴったりの一皿です!
そしてワイン。この地域のカンノナウ種で造られる赤ワインは、温かみを感じる果実味と力強い骨格感を持ち合わせています。ヌオーロ市街から車で20分ほど離れたところに畑とワイナリーを構える、Gabbas(ガッバス)はその代表です。寡黙なガッバスさんが造るワインは、穏やかな中に芯の強さを感じさせてくれます。バランスよくまとまったLillove(リッローヴェ)、そしてしっかりとした味わいのDule(ドゥーレ)。どちらも冬向きのワインです。
最後に、僕が出会ったヌオーロ出身の女性は、皆優しくてきれいな人ばかりということも付け加えておきます!
【渋谷】タロス:TEL03-3464-8511